宇宙一周旅行、名古屋センチュリーホール2日公演も撤収完了しました。
いよいよ明日は大阪城ホールの仕込みです。
昨晩公演終了後、クルー全員での食事会がありました。ホテルに戻ってから、書類の確認などを済ませ、皆に遅れること1h、途中からの参加でした。
まずは空いていたドライバーの菊地さんの前におじゃまして、昔話(勿論THE YELLOW MONKEY話含)に花が咲き、しばらくすると、大道具チームやPAの若手に囲まれました。その中には、もうかれこれB'zのツアーから云十年の付き合いになる鳶の大坪さんがいます。普段から、夏フェスなどの大きい現場ではよく顔をあわせることが多いのですが、実は一緒に飯を食ったことが無かったりします。
今回の宇宙一周旅行の大道具チームは、鳶の大坪さんを含め3人です。勿論明日からの大阪城ホールや代々木第一体育館では増員されますが、基本は今の3人です。
大坪さんとも昔話(B'zやTHE YELLOW MONKEYなど等)に花が咲きました。大坪さんが大道具の若きチーフともうひとりに、僕の仕事をとにかくかなり贔屓目に話してくれるので、本当に恐縮です。そこで、自分と大道具チームやドライバーの人たちの関係について、普段から思っていることを話しました。
まずツアーは、ドライバーの人たちが街から街へとツアーのパッケージを運んでくれることで、無事に最終日を迎えることができます。いわゆる(悪い意味での)無理な行程も、実は彼らのおかげで切り抜けている現状を、決して忘れてはいけません。
そして大道具チームは、ホール、アリーナからスタジアムまで、仮設のステージ施工一切を取り仕切ります。何もないホールの素舞台なら即日、アリーナやスタジアムになると複数日かけて巨大な建造物が造られる一部始終は圧巻です。
大坪さんとの話のなかで、なぜB'zをはじめTHE YELLOW MONKEYなど自分が関わる仕事において、なんでいつもそこまで綺麗に仕込むのか?という話になりました。基本的に僕らローディーは、全てが出来上がったところに、言ってみればいつものように仕込むセクションです。また、その「いかにいつものように仕込むか」が、ミュージシャンの演奏する環境を維持するために必要なホスピタリティーだったりします。
前にも書きましたが、その為に必要なオーダーを彼ら(大道具チーム)にオーダーしたりします。彼らはその音楽的ホスピタリティーに必要なオーダーに対し、ステージの施工をもって応えてくれるスペシャリストです。そうして出来上がったステージですから、見えないところまで綺麗に仕込まないと、生涯ステージでの仕事を生業とするからには、性格上ぞんざいな仕込みは精神衛生上は良いはずがありません。いつでもそうやってきたことがやがてノウハウとなり、パターンによっては結果的にパイオニアへの道を切り開いたのかもしれません。またその積み重ねが、彼ら大道具の人たちとの信頼関係になっています。
実は大坪さんも昔B'zのツアーで大怪我をしています。また、今でこそ周囲の人たちのおかげで立ち直ることができましたが、僕もTHE YELLOW MONKEYのツアーでは部下を亡くした経験があります。実際この経験がなければ、今の自分が考える安全基準は、確立しませんでした。また大坪さんたち鳶の皆さんは、日夜命がけの仕事ですので、安全に対する価値基準は更に高いわけです。座敷の隅で、実はそんな話を、ふたりともちょっと涙目で話したりしました。
宇宙一周旅行、悪い意味で実際ちょっと締りが無い部分が多い昨今、明日からの大阪城ホールの仕込みにおいて、準備8割に至らない部分は、彼等(大道具チーム)にも負荷が掛かります。とにかくお互い事故のないよう、無事に乗り切ることを大道具チームの3人と誓い合いました。
それにしても名古屋2公演のJulian Danceはすごかったね。思わず「卓球部だったのかい!」とステージ袖でひとりツッコミしてしまいました。
名古屋センチュリーホール1日目のリハ終了直後
吉田さんから、この日のサウンドメイキングに対するフィードバックをもらっているところ
写真は有賀さんからもらいました!
(&超自慢
)
http://mikioariga.jp/category/list/blog/
有賀さんやミッチも、偉大な兄貴達だ 
あっ、またそんなこと言うと、
「愚かで悪かったなぁ」リピート
かもしれない...
書いてないけどちゃんと付いてるんだって
でも偉大なるが付くとリズムが悪いんだよ... 
それではまた
加藤俊一郎