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2009年6月 7日アーカイブ

今日は、といってももう25:30すぎですが、宮崎に移動しました。

 

バスのなかでは、繁忙期に向けたローディー・シフトの調整をしていました。PCの液晶をカーテンで覆い日光をさえぎりながらの作業です。

 

とはいっても高速道路をひた走るわけですから、ロード・ノイズと断続的な振動は続きます。なので移動中は、新幹線・バス・飛行機に関わらず、BOSSのノイズキャンセリング・ヘッドホーンをしています。

 

いつもは何も聴いていませんが、今日はバスに乗り込んでから休憩を除き、宮崎に着くまでの間、ひたすらVOLTを聴いていました。

 

メンバーは当然のことながら、他のスタッフも福岡公演の後ですから、前日の音源を聴いたりしています。

 

僕の場合は過去の音源はほとんど聴きません。なぜでしょうね。ドラムの場合、音の確認において、基本的に生音に勝るものはないからでしょうか。本番中における音の状態の変化も、チューニングの問題なのか、グルーヴの問題なのかも、リアルタイムで把握できているので、あえて音源を聴くまでもないのかもしれませんね。あと最近公演後の音源はMP3なので、ドラムのチューニングに影響がある帯域(簡単に言うとハイエンドとローエンド)は無くなっちゃってますからね。

 

なので、ドラマーエンジニアが前日の演奏ミックスを振り返る意味では有効ですが、僕はその時間を、ドラマー吉田さん)、ハウスエンジニア宗さん)・モニターエンジニア拓ちゃん)・システムエンジニア加藤さん)達との役割分担として、次の公演に向けたイマジネーションを高める時間に費やします。要は音がマイクに乗ったあと(叩いた後)は、この3人にお任せですから。

 

別にそのアーティストのオリジナル音源でなくても構わないのですが、今はあえてほかのところから持ってくるのではなく、VOLTを聴いています。アルバムはJosh Freeseで、ツアーは吉田佳史なわけです。今回のツアーでバンドマジックが起きるとしたら、それは間違いなく吉田佳史の存在だと思います。

 

今日一日中VOLT(実際にはJosh Freese)を聴きながら、自分の頭の中で吉田佳史を鳴らし続けました。どういうことかと言うと、単に耳から入ってくる音は兄貴の声に呼応しているJosh Freeseなんですが、自分が鳴らし続けているのは兄貴の声に呼応している吉田佳史の音なんです。場合によってはよりタイトで、より跳ねることができる音です。何言ってるんだかさっぱりわかりませんよね、ほんとすみません。 

 

でもこれが明日のために必要なイマジネーションなんです。そうやって僕が頭で鳴らしチューニングしたものを、もし仮に吉田さんも同じような音を鳴らして叩いたとき...そのときは僕と吉田さんの脳内チューニングメーターの針が、ピタッと合った瞬間でしょうね。 まあでもそんなに甘いもんではありませんからね。日々精進です。

 

 

 

兄貴もアメリカで鳴っちゃったんだろうね...良かったね。 

 

 

それではまた

 

加藤俊一郎

 

 

 

 

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