今日は宇宙一周旅行、の為のリハーサルも今日でおしまい。決して十分な時間とは言えないなか、達成度はメンバーもクルーも、各々多少の差はあるなかでの最終日です。
今朝もジムでひとしきり自分の体を追い込んでからスタジオに入りました。 
今日は最終日なのに、新しく入手したペダルを試しました。吉田さんは最終日だからといって、変にナーバスになったりしません。あくまでもプレイはプレイ、器材は器材でセパレートで考えることができるミュージシャンです。プレイを器材のせいにしないということですね、恐れ入ります。 
また、昨日オーバーホールしておいたスネアドラムも使ってくれました。先日まではスチール製、今日のはブラス製です。2台とも古いモノですが、その後の器材動向に多大な影響を与えた名器です。ブラス製のモノのほうが若干後発で、LOUDできらびやかです。
新しく入手したペダルは、古い器材の対極にある最新のテクノロジーが集まっている代物です。その影響でキック(Bass Drum)とベースの分離が良くなり、更にスネアドラムも音量が増しました。
こうなってくるとあとは金物(シンバル)です。当初よりキット全体の音量も格段に増している為、シンバルが少し物足りません。全体的にサイズアップしつつ、ハイハットはキラーサウンドを得るために、全て新しいものを福岡に送ってもらえるよう手配しました。
吉田さんは、以前にも増して楽にプレイできたのでしょう。非常に調子が良さそうです。リハーサル終了後、「今の状態をとても気に入っている」と言ってもらいました。You're welcome.
でも基本的にはプレイ9割です。我々の仕事はどんなことをしても、サウンドに与える影響は1割です。そう考えます。へぼキットでもへぼチューニングでも上手い人が叩けば、そこそこのサウンドになってしまいます。またどんなに手を尽くしたキットでも下手な人が叩けばそれまでです。
ミュージシャンって大変な商売ですよね、9割ですよ9割。とはいえ1割りだからといって手は抜けません。その1割の影響力に対し、日々120%で臨むことが我々裏方の仕事です。叩くことと叩く以外のことの全て、これがドラマーとドラムテックの関係であり、全てのミュージシャンとローディーにも同様のことが言えます。
もし仮にこのバランスを逆に考えているローディーがいたら、御注意ください。本人も気づいてないかもしれませんが、本当になりたい職業はプロデューサーなのかもしれませんからね。
それではまた
加藤俊一郎
今朝の即買い
なかなか売っていない 





があります。
Peeper

