今日は吉井宇宙センターからSTICKのはなし。
吉田さんが使っていたCindy Blackman model(by Zildjian)、CindyがZildjianからistanbulへいってしまった為、ちょっと前に絶版になってしまいました。径は13.7mmでリーチは406mm、これに代わるものを、初日から探しています。
http://www.istanbulcymbals.com/
http://www.zildjian.com/EN-US/home.ad2
同じZildjian Stickのレギュラー・モデル中から、同じサイズでチップの形状が違うJAZZのナイロンチップモデルをセレクト。チップの形状は小さめのティアードロップなので、Cindy BlackmanのAコーンチップより、アタックも若干小さめですが、悪くありません。一番の違いは、ライドシンバルの音。木で叩くかナイロンで叩くかの違いは、プラスチック製のドラムヘッドを叩くことでは前述のとおりですが、シンバルとなると、その違いは明らかです。
3日目にVIC FIRTHのラインナップから、Cindy Blackmanの前に使っていた自身のモデルとほぼ同じシェイプのStanton Moore modelを見つけました。自身のシグネイチャーであるYoshihumi Yoshida modelの径は13.7mmでリーチは少しだけ長い413mmのAコーンチップ。これに対しStanton Moore model(by VIC FIRTH)の径は14.0mmでリーチは413mm、問題のチップは、ほんの少し大きいAコーンチップ。(YES!)
http://www.vicfirth.com/products/signatureseries3.html
さっそく今日届いたものを、先ず軽量。電子スケールで計ると47gです。因みにYoshihumi Yoshida modelも47gだったので、ウェイトの問題はクリアー。カタログで見比べたとおり、少し大きいAコーンチップの形状は、一目見て良い感じです。さっそく叩いてみたところ、問題なし。むしろ今のところベストチョイスです。簡単に言ってしまうと、チップがドラムへッドに当たる角度の問題で、この少し大きいAコーンチップが、吉田さんのセッティングに対し、功を奏しました。
吉田さんにさっそく試してもらったところ、好感触です。リハーサル終了後には「これでしばらく様子をみていきましょう」ということに落ち着きました。明日バックオーダーを入れます。一安心です。
長々書きましたが、こんなやりとりもDrum Tech.の仕事のひとつです。こうやって必要な情報を集め、できるだけは早く試す機会を設けて、彼が判断しやすい状況をつくり、限られたリハーサル期間においては、できるだけプレイに専念できる環境をつくる。
またそれは、私ひとりの力ではなく、多くのディーラーの方達に支えられているから成し得る技で、Zildjian Sticksについてはヤマハミュージックトレーディングの渡辺くん、VIC FIRTH Sticksについてはパールの矢島くんとデスクの小山さん、いずれもB'zのツアーでお世話になっています。
ビルマニアのイントロがあまりにもグダグダになってしまった日下部氏。我が愛すべき愚兄の「酒マニァー」がつぼに入ってしまったようで、笑顔でSTICK ITかまされてました。 
それではまた
加藤俊一郎
数ミリの世界
ほとんどいっしょ
真ん中が吉田さんのシグネイチャー・モデル